２月３日、日本サッカー協会 ハビエル・アギーレの解任を発表！

八百長疑惑 告発をバレンシア裁判所が受理

「2月2日の夜遅くに、アギーレに対する告発が受理されたという事実が確認された」
「私共としてはアギーレの指導者としての手腕を高く評価していたので、告発が受理されないことを願っていたが、残念な結果に終わった」

不本意ながらも準々決勝敗退で終わったアジア杯。

それでもなおアギーレ続投を明言していた
日本サッカー協会の最高責任者、大仁邦彌会長の苦渋の決断。


出典：wordleaf.c.yimg.jp

アギーレの解任の理由は、２０１１年５月２１日のリーガ・エスパニョーラ最終節の
レバンテ対サラゴサ戦での八百長疑惑。

検察当局の告発をバレンシア裁判所が受理したことによります。


しかし大仁邦彌会長は会見で次のようにも言っています。

「アギーレの手腕は高く評価している。 そして彼が八百長に関与したということでこの結論に至ったわけではない。」

結局のところアギーレを解任した直接の理由は、
日本代表にとって最大の使命である２０１８年ロシアW杯に向けてのリスク回避。


捜査が始まってアギーレが起訴されれば、
６月から始まるロシア杯の予選への影響は避けられませんから。


出典：www.hochi.co.jp

さて、日本代表の監督が解任されたのは何も今回に限ったことではありません。


・１９９７年、加茂周はワールドカップのアジア最終予選の途中で更迭されてます。

・２００７年、イビチャ・オシムが脳梗塞で退任したのは記憶に新しい。

そして今回、２０１５年２月３日。
日本サッカー協会はハビエル・アギーレの解任を発表となりました。


なお、今回のアギーレとの契約解除の条件等は 「守秘義務がある」ということで明らかにはなっていません。


　

アギーレ後任監督の選任

出典：kokoshun.com

こうなると問題はアギーレの後任の選任ですね。


大仁会長は「技術委員会が選び、理事会が決める」と言っています。

しかしアギーレ解任の責任を取らなければならないのもまた、 技術委員会の霜田正浩強化担当委員長なのです。
アギーレ後任の選出は、これらの処分を待ってからが筋ではないでしょうか？



さて、ロシアW杯の第２次予選は６月から来年３月にかけてですが、
焦ることはないでしょう。

なぜならば、第２次予選では韓国、UAE、イラク、イラン
さらにはオーストラリアなど強豪国と同じ組になることはないからです。



現在の日本の実力からいって、順当に行きさえすれば最終予選への進出は問題ないでしょう。



最長で３月まで・・・・。



時間はあります。

日本のサッカーを理解していて、世界で戦うのに必要なことを知っている人であれば 日本人、外国人を問う必要はないでしょう。

焦らず、時間をかけて熟考してほしいものです。


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